************* 平成21年度 第3回 長岡研 研究室セミナー ************* 日 時: 6月4日(木) 14:30~ 場 所: 情報科学研究科棟 6階 616号室      (使用されている場合、603号室) 発表者: 高柳 昌芳 Masayoshi Takayanagi タイトル: Molecular Dynamics Simulations of Hemoglobin A in Different States and Bound to DPG: Effector-Linked Perturbation of Tertiary Conformations and HbA Concerted Dynamics 近年のヒト成人ヘモグロビン(HbA)の研究によると、ヘテロトロピック アロステリック効果が生じる原因は、制御分子の結合による立体構造変化が 主であるとされている。本研究では、制御分子の結合による立体構造変化を 6 nsのMD計算から解析した。HbAのT、R構造(※2)双方のモデルと、 制御分子DPG(2,3-diphosphoglycerate)が結合しているモデルについて 計算を行った。相互相関分析によって、サブユニット内・サブユニット間 両者の相関運動がDPGの存在によって摂動を受けることが判明した。また 主成分分析による解析も行った。以上の解析により、DPGはHbAの振動の 様子に影響を与え、機能に大きな影響を与えているとされている領域の 立体構造に影響を与えることで四次構造ゆらぎの様子を変化させている ことが判明した。 *******************************************************************