************平成14年度第18回長岡研研究室セミナー ************* 日 時:3月4日(火) 13時30分~ 場 所:人間情報学研究科6階616号室     (使用されている場合は603号室で行います) 発表者:優 乙石(ゆういっせき) (横浜国立大学工学部) 題 目:セルローストリアセテートのコンフォメーションに及ぼす溶媒効果の     分子動力学シミュレーションによる研究    (Molecular Dynamics Simulation of the Solvent Effects on the        Conformation of Cellulose Triacetate in Solution) 内 容:セルロース誘導体であるセルローストリアセテート(CTA)は、グルコ ース環の2、3、6位にアセチル基が置換したモノマーがβ1-4結合した     繰り返し構造を持ち、溶媒によってコンフォメーションを変化させる事 が知られている。 近年、溶媒中での3次元構造を制御することで、液 晶モニター用のフィルムとして使用した場合の屈折率制御など、光学材 料としての高機能化が期待されている。 しかし、溶媒中での立体構造 の詳細を、実験的手法のみを用いて解析することは困難であるため、分 子動力学法を用い、分子レベルの解析を行なった。 CTAオリゴマーの     モデルとして、CTA6残基が約2000個の溶媒分子に取り囲まれた系を構     築し、DMSO溶媒系、クロロホルム溶媒系それぞれについて1 ns のシミュ     レーションを行ない、溶媒中でのコンフォメーション変化や、溶媒分子     配向状態の空間的、動的変化の詳細を分子レベルで考察した。 ***************************************************************