************第24回尾張コンプレックスセミナー************* 題 目: QM/MMプログラムの開発及びNADH-シトクロムb5還元酵素の構造と反応性       に関する研究への応用 発表者: 麻田 俊雄(大阪府立大学大学院理学系研究科) 日 時: 8月4日(金)13時30分~ 場 所: 情報科学研究科6階616号室 内  容: 酵素及び抗体をはじめとする生体分子は、自己組織化や分子認識に 優れた機能性分子です。これらの分子の構造安定性や反応機構を理論的に解明する 目的で、諸熊先生によって提案されたONIOM法に基づくQM/MM法を用いて構造最適化 及び分子動力学シミュレーションが可能なプログラムを独自に開発しました。本セ ミナーではプログラムの紹介およびフラビン系酵素の一つであるNADH-シトクロム b5還元酵素の構造安定性と反応性に関する研究への応用について紹介します。 ***********************************************************